【都市】ウィーン(オーストリア)
【名前】ウィーン美術史美術館
ウィーン美術史美術館は美術品の収集において、世界で最も豊かで優れている博物館の一つと評価されています。
1891年に、約640年にもわたって広く長くヨーロッパを支配した名門ハプスブルグ家の帝国コレクションを一般公開したことに、その端を発します。
ヨーロッパの美術館は、フランスのルーヴル美術館などのように宮殿や城などの建造物を美術館にしていることが多いのですが、ウィーン美術史美術館は初めから美術館として建てられたこともあり、豪華な中央階段や天井画など美術館内全体のインテリア装飾がほかの美術館とは違った魅力を備えており、施設それ自体がアート作品ともいえます。
ハプスブルグ帝国コレクションはもちろんのこと、古代エジプト・オリエントコレクションや古代ギリシア・ローマ・コレクションなど、つねに800枚ほどの作品が展示されている絵画ギャラリーや装飾美術コレクションなど、美術史美術館の広範囲で多様なコレクションは世界有数の規模を誇ります。
まるで夢の世界に入り込んだみたいな素敵な美術館。こんな美術館にゆっくり時を過ごしたみたいですね。